Vő Hortobágy


ホルトバージ国立公園

 

見渡す限り何もない、地平線の果てまで続く草原。視界をさえぎるものといえば、ところどころにこんもり茂る潅木、草原にぽつんと立つつるべ井戸か、1軒の小屋。それが、1999年にユネスコの世界遺産に指定されたヨーロッパ最大の草原、ホルトバージュ国立公園です。森林伐採によって出来た草原ではありません。2000年にわたって、人間が、自然に手を加えることなく、自然と調和して生きてきた世界です。

自然を活かした人々の生活の中で、様々な動植物の世界が保存されてきました。ホルトバージと言えば、ハンガリー原産の灰色牛やラツカ羊、コレステロールのないマンガリツァ豚、ノニウス馬で有名ですが、そのほか、野鳥の宝庫としても世界的に知られています。これまで342種類の野鳥がここで観察されました。大空に舞う鶴と野鴨の群れの美しさは、たとえようもないほどです。